その他加工
熟練した技術で、多品種小ロットのご注文に対応いたします。
工場では年間に数千種類の、ガラス精密部品を加工します。
現在までに加工した数万種類のガラス部品の実績は、技術力として蓄積され、新たな部品づくりの基礎となっています。
素材の測定の様子
高温で行う仮止め接着の様子
加工実績のある材質
ガラス精密部品は最先端の装置の要となる部品です。
しかし、需要量が少ない事から、材料の入手に想定外の時間が必要となる場合があります。
「国内に材料の在庫が無く輸入する事になった。」
「予定していた厚みの材料が無く、設計変更が必要になった。」
このような状況を避けるためにも、材料入手の情報など、
お気軽にご相談ください。
次の素材は加工実績があります。
- ◎石英ガラス(グレード・メーカー各種)
- ◎テンパックスガラス
- ◎パイレックスガラス
- ◎セラミック(アルミナ・ジルコニア・その他)
- ◎シリコン(単結晶・他結晶)
- ◎青板ガラス
- ◎バイコールガラス
・加工素材は下記の材質以外にも、サンプルをご提供いただければ
テスト加工を行います。
・ご支給材による加工も可能です。(ロットナンバー管理にも対応
いたします。)
青板ガラス
石英ガラスのあらゆる種類に対応
石英ガラスの成分は、二酸化ケイ素が100%です。
別名溶解石英、溶融シリカ、シリカガラス、二酸化ケイ素、
SiO2、無水ケイ酸、シリカ、silicaなどとも呼ばれています。
金属不純物の割合が極端に少ないために、とても透明度が高く、熱に強く、高純度で、薬品に侵されにくいという特徴を持っています。
不透明石英部品
石英部品
ガラス部品の素材として、最も利用されている石英ガラスですが、石英ガラスにも種類があり、耐熱温度、
紫外線透過率、気泡の有無を考慮して、材質を選定することが必要です。
耐熱ガラスにも対応
テンパックスは、最高使用温度490度の耐熱ガラスです。
急激に加えられる熱に耐える力(耐熱衝撃性)は、一般的なソーダ
ガラスに比べ優れています。
テンパックス部品 ♯320砂目仕上げ
テンパックス部品 面取作業
テンパックスの部品加工を得意とする
福島工場の社員
蒸着品・シリコンウエハにも対応
パターン蒸着品などのパターン位置を基点とした切断の他、シリコンウエハの切断やザグリ加工なども加工実績があります。
研削加工後の表面処理
研削加工は、ダイヤ工具などを使い、素材を削りながら加工する方法です。そのため、加工後は
研削目(曇りガラス)の状態です。次の処理を施すことにより、表面の状態を変える事ができます。
砂目仕上
サンドブラストを利用して表面を均一の曇りガラス状にします。
弊社で使用する砂は主に♯320となっております。
火加工
【焼き上げ】
表面を溶かして全体を透明にします。
【溶接】
ガラス部品とガラス部品を溶かしてつなげます。
研磨加工
研削面の表面を磨いて透明にする加工です。指定した面だけを、研磨します。
【一般研磨】
平面度 0.05位
【光学研磨】
平面度 保証値最高0.005位
約φ150
干渉系データ‐を別途料金で添付できます。
セル溶接
石英ガラスを溶かして行う火加工の溶接のほかに、セル溶接での接着する協力会社もございますので、使用用途に合せてご指定ください。
刻印
手書きの刻印の他に、レーザを使用し、社名や製品番号を刻印致します。
料金は、刻印する場所や文字数・文字の大きさなどにより変わります。
また文字や図などをデザインする場合は別途料金となります。